人類の経済発展と地球の環境保全③【カンボジア編】
≫≫前回の続き
ロサンゼルスのデザイナーブランドの日本法人の社長を、自社の社長業に加えて兼任して約2年が経過。今回はそこからカンボジアへ辿り着くところまでを書きます。
アフリカじゃなくて、カンボジアなんです!笑
写真はカンボジアの聖地アンコールワット。
まず、ロサンゼルスのデザイナーブランド、結論から言うと、最終的に社長を辞任しました。この件は多くの方々が関わっているため、ブログに辞任の詳細は書きません。その際、多くの方にご迷惑をお掛けしました。特に社員、取引先の方々、改めて申し訳ございません。それにも関わらず、変わらぬお付き合いを頂き、感謝しかありません。有り難うございます!
多くの方にご迷惑をかけてしまいましたが、わたし自身、事業を見直す機会を頂きました。また、当時体調を壊してしまい、半年ほどお休みを頂いたので、人生で初めて「立ち止まって考える」という経験をさせて頂きました。
以前から疑問を感じていた経済発展と環境保全の関係性、これから経済発展する国が地球の未来を握っていること、なぜだかわからないけど昔から直感でアフリカに行くことになるだろうとよく感じていたこと、体調を崩したことで食生活や生活そのものを見直し医食同源に気づけたこと。
社長という立場ではなく、ひとりの人間として、自分が生活する上で感じたこと、いままでの経験から感じたこと、すべてがいまの植林+オーガニック事業へのキッカケになっていきました。
当時、会社へ復帰する際に、わたしが理想とするような事業をすでにやっていらっしゃる先輩経営者さんの会社をお手伝いさせて頂きながら勉強させて頂くという機会を数社さんから頂きました。
盛和塾<大阪>という稲盛和夫さんの経営哲学を学ぶ団体に所属させて頂いていたので、そこの先輩経営者さんの会社をお手伝いさせて頂くことになり、そのご縁でカンボジアへ勉強に行くことになりました。
以前からお名前は存じ上げていたのですが、カンボジアに村をつくった日本人、故・森本喜久男さん(当時はご存命)。実は数年前に大使館に勤めるカンボジア人の友人から「ゆき、一度会ってみるといいよ」と言われていました。その森本さんと先輩経営者さんが、なんとカンボジアで植林をされていたのです。
左)森本喜久男さん
右)小積忠生さん
お二人とも人生の師です。
森本さんは「情熱大陸」にも出演されています。
森本さんがつくられたカンボジアIKTT伝統の森。
わたしは毎年春に行われる蚕祭りの時期に、カンボジアへ一週間ほど行かせて頂きました。
森本さん・森の人達が、植林をし自然のものを原料にすべて手作りされた、美しいシルクの布たち。染料も自然のもので、落ち葉も使うそうです。蚕祭りでは、蚕に感謝し供養すると共に、ファッションショーが行われ、森に住む子ども〜大人まで一緒に参加します。世界中からお客さんが訪れます。
わたしの宝物、カンボジアで買わせて頂いたシルクストールです。
糸を紡いだり、織物をするお母さんの横には、赤ちゃんや子ども達の姿が。
森の子ども達です。森は「大きな家族」そんなイメージ。
「自然との共生」「みんな家族」
多くのことを学ばせて頂き、アンコールワットへ。
彼がアンコールワットを案内してくれました♪
気のせいか?雲もハート型♡
素敵な出会いにも恵まれました。
伝統の森を訪れたおかげで、自分の理想とするもの、ビジョンが明確になっていきました。
森本さんの飼っていた猫ちゃん。双子ちゃんです。
いまは天国の森本喜久男さんに深謝です。
アフリカでのプロジェクトのことも気にかけてくださり、よくメッセンジャーを頂きました。心から、有り難うございます♡
≫≫次回に続く
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