人類の経済発展と地球の環境保全①【中国編】

アパレル事業から、植林&オーガニック事業へ、事業転換した理由を、数回にわけて書きたいと思います。

そもそもアパレル・ファッションの生産・卸・小売業に関しては、中学生からの夢でした。その時はまだボンヤリですが「世界中飛び回って貿易がしたい。できれば大好きなファッションで」

そして、その夢は現実となります。

当時は、ブランドさんのOEMで服を作ったり、自社製品はバッグを中心に作っていました。ECもやっていたので、楽天ランキング1位を頂いたこともありました。
中国・韓国・アメリカで生産する中で、いちばんお付き合いが多かった中国に通うたびに、ある疑問がわいてきます。

出来上がった商品は、日本の店舗さんでキレイに陳列され、オシャレな店員さんが接客をし、お客さんも喜んで買ってくれているけど、この中国での生産現場…この現実を見たら、みんなどう感じるだろう?

弊社が取引させて頂いていた中国企業は、素晴らしい総経理(社長)だったため、人的な意味での劣悪な環境はなかったのですが、わたしが気になったのは、染料や化学物質による、水や土壌など環境への負荷でした。

とは言え、いますぐどうこうすることもできず、中国に行くたびに感じる売り場とのギャップ・違和感だけを抱えつつ、日々の売上に追われながら、時間は流れていきました。
人類の経済発展と地球の環境保全は反比例するもの?

発展するために多少の犠牲は仕方ない?

なにか方法があるんじゃないか?昔の人はどうだった?

≫≫次回に続く

#SDGs
#サスティナブル

上野由季代

アパレル貿易で起業→生産拠点の中国にて環境破壊で経済発展への違和感→自身の株式会社+LAアパレルブランドの日本法人代表(後に辞任)→業務を環境保全事業へ変更→西アフリカ・ベナン共和国で植林→株式会社を閉鎖→現在内省中。#お金のいらない国 書籍応援♩

0コメント

  • 1000 / 1000