危険です!アフリカ車で国境越え

ベナン→ブルキナファソへ陸路で入国した時のお話。

*写真はブルキナファソに無事到着後です。お仕事を終えてから、内藤くんのJICA協力隊時代の旧友に会いにいきました。
陸路で入国と言うと、アフリカ経験がない人は「ふーん」という反応かもしれませんが、EUの陸路入国とはワケが違います。笑
まず、国境付近は非常に治安が悪いです。そして国境スタッフは銃をかまえていますし、入国をしぶって賄賂を取るのが当たり前の世界。

なぜフライトで移動しなかったかというと、急遽ベナンでの日程を延ばさないといけなくなったこと、そして国境付近は干ばつ地帯もあると聞いていたので、木の生息状況など自分の目で現地調査したかったこと。

治安が悪いと言っても、当時はまだマシでした。が、その後にブルキナファソ国境付近で、イスラム過激派によるテロが起こって殺人も起きているので、今後はそのエリアを車で移動するつもりはありません。フライトで行きます。
当時の様子を現地パートナーの内藤くんのブログから拝借。
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僕と上野さんは日本人ですから、入国時にビザが必要です。国境でもビザが取れるという前情報で、しかも3日間ビザがあるとのことだったので、我々も滞在3日なので、ちょうど良いということで向かいました。
 
国境のスタッフはどこも横柄な態度をとりがちですから、ある程度覚悟はしておりましたが、そのスタッフは一向に3日間ビザの発行を承諾せず、3ヶ月ビザを取らないといけないというように頑なに拒否をし続けます。
1時間ほど交渉しまいたが、結局ランチタイムだということで、彼らはいなくなってしまいました。
 
困った我々は、百歩譲ってその支払いを飲んだとしても、現金をそこまで多く持っていなかったので、払うことができません。その日は日曜日なので、銀行は空いてませんし、そもそも国境付近に銀行がありません。
 
なんとか会社から急遽モバイルマネーを送金させましたが、それを現金化するために、うちの現地スタッフが死に物狂いで探し回り、なんとか5時間遅れで国境を越えることができました。
 
ブルキナファソの国境を越えれば、あとは首都ワガドゥーグーまですぐかと思いきや、ここからが恐ろしく遠かった・・・。

ガタガタの道を日が超えるまで、走り続けてもまだ着かず。翌日は午前からアポイントがあったために、早朝に出発し、ギリギリで間に合うという状況でした。(ドライバーが体力の限界に達しモーテルで仮眠したため)


以上、引用させて頂きました。
当然書けないことの方が多いんですけどね。笑
書ける範囲で、わかりやすく書いてくれた内藤くんのブログでした。
*ブルキナファソの首都ワガドゥグーの中心部で、京セラの看板発見♪

この陸路移動…
総走行距離2500kmを越えていたそうです。汗
ドライバーも大変だけど、乗ってるだけでもしんどかった。一日中、穴だらけのデコボコ道。

ちなみにそういう道なので、陸路越え経験のある専門ドライバーを雇いました。

いい経験にはなりましたが、いまはオススメしません。一番はテロが増えてきているのが問題ですね。日本政府にも迷惑かかるので。


#ブルキナファソ
#ベナン
#アフリカ
#国境越え

上野由季代

アパレル貿易で起業→生産拠点の中国にて環境破壊で経済発展への違和感→自身の株式会社+LAアパレルブランドの日本法人代表(後に辞任)→業務を環境保全事業へ変更→西アフリカ・ベナン共和国で植林→株式会社を閉鎖→現在内省中。#お金のいらない国 書籍応援♩

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